いいだクラフトでは、高機能樹脂加工、特殊印刷、金属の精密加工をもとに、試作開発、製品化を行っています。
各種切削工法と、Additive Manufacturingは各々に特徴があり、対象物や目的に合わせてうまく使い分けていくことが求められます。
精密加工のプロ「浜島精機」と連携し、様々な材質・加工のご依頼に対応することはもちろん、比較検証し、最適な工法をご提案いたします
進化するモノづくりの町・長野県飯田市
南信州・長野県南部、南アルプスと中央アルプスに挟まれた伊那谷の南側に位置し、人口は約10万人。交通アクセスとしては、JR飯田線と中央自動車道路、新宿まで高速バスが毎時運行(片道約4時間)。さらに2027年に開業する品川―名古屋間のリニア中央新幹線では、同市内に「長野県駅(仮称)」が建設され、品川とわずか45分で結ばれる。
県や自治体、航空機部品メーカー、金融機関などが連携して航空機システム産業の振興に力を入れる長野県のコア拠点となる飯田市の工業高校跡地には産業振興と人材育成の拠点「S-BIRD(エス・バード)」があり、日本唯一の航空・宇宙分野の検査装置をはじめとする製品開発支援のための高度な実験・検査機器や学びの場も提供。ほか市をあげて加工技術の高度化を支援している。
一般樹脂のみならず、PEEK、ULTEMという特殊材料を用いる3Dプリンタを用意し、機種ごとの特性を生かした3Dプリントサービスをご提案します。これまでの3Dプリンタでは、エンジニアリングプラスチック(ABS/PC/PA)などの印刷が可能でしたが、熱収縮などによる歪みの問題も抱えていました。
いいだクラフトでは特に優れた性能を備えたPEEK、ULTEMといった「スーパーエンプラ」を使用できる大型3Dプリンタを開発し、表面処理技術を組み合わせて「試作品」の利用だけでなく、実製品としての利用法の研究も行っています。
3DCADのオペレーターや設計開発に携わる人材が業界全体で不足しています。CADベンダで実施している教育は、教材ツールの原理・原則を修得することがメイン。そのため、教育を受けても実践的な設計力が身につかないとの声が聞かれます。どのツールを、どのようにツールを使えば、コストがかからず、効率的なのか、モノづくりへの落とし込みを理解できていないことから、業務に支障が発生したり、変更が多発したりという問題が起こっています。
いいだクラフトでは、モノづくりの現場を見て、体験して、学び、自社の設計に活かしてもらう、メーカーの設計者の方向けの人材教育事業を行っています。加工プロセスに精通する人間が講師となり、CADツールを使って、実務的かつ効率的な設計を体系的に学べるカリキュラムをご用意しています。
自社の製品や素材を実際に用いた3Dプリンタ・3DCAD教育のプロデュース、飯田市「エス・バード」の製造教育、「浜島精機」の金属加工の実演など現場に直結したモノづくりの教育をご提案いたします。
製造・品質管理・検査・3Dプリンタ・3DCAD・特殊コーティングなど、約2週間のカリキュラムを受講してもらいます。
「いいだクラフト」の教育プログラムでは、講義形式のみならず、実感のある実習形式を中心に行うのが特徴です。
たとえば、ある会社の新人設計者研修を構築する場合、お客様のご協力をいただきながら、実際の製造業務を実践し、方法論を体系的に学ぶ、各々の会社にあわせた研修をカスタマイズします。
いいだクラフトの教育事業特長